絶対的信頼というもの

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ホームページにも書いてはいるが、機械式時計が好きだ。
しかしながら、高級時計の代名詞であるロレックスなどは、そうそう買えるものでもない。それとロレックスは身分不相応なところでもある。でもいいなあと思う。
そんな訳で、実はロレックスで製造されているがロレックスではない時計・・チュードルを使っている。しかし、チュードルは日本には正規輸入されていない。全て並行輸入ものということになる。
ところが不思議なことに、整備などのサービスは日本ロレックスで扱ってくれるのだ。これは良心的な話しだ。
そんな訳で、チュードルのサブマリーナを試しにロレックスの営業所へ持ち込んでみた。
ロレックスの営業所自体、皆どこに存在しているか知らないだろうが、名古屋営業所は国際センタービルに入っている。
これだけでも入りにくいのだが、勇気を持って行ってみることにした。
入り口は狭くて奧に小さなカウンターがあるだけのシンプルな室内だが、カウンターの奧には、時計職人さんが作業しているのが見える。
「急な持ち込みで申し訳ないですが、これを修理に出したいんですが」と受付のおねえさんに言うと、「見積もりさせていただきますがちょっと時間が掛かりますが」ときた。
事前の調べで、このパターンは知っていたので、待たせてもらうことにした。
20分ほどで思ったより早く見積書が出てきた。分解された時計で細かく不具合箇所を説明してくれる。整備内容をチェックするといかにも確実な内容。「じゃあお願いします」と預けることにした。
実はロレックスの営業所に持ち込んだのには理由があって、ロレックスが仕事を請けるということは、僕のチュードルが本物であるという証拠になるんである。ロレックスは偽物に対して非常に厳しい会社として有名である。中古市場でもロレックスの修理明細が付いていれば、保証書と同等以上の評価が得られるのだ。
逆に僕のチュードルは中古なので、この回答でホッとした訳。
ロレックスが手がけるなら絶対確実。これがロレックスというブランドを維持している最も大きなものなのだろう。