700cの手組みホイールが届いた。

先日、オークションでまたつまらぬものを落札してしまった。

どうも自分は仕事などでストレスが溜まると自転車を組み立て始める傾向があるようで、ついレーサー用の700cホイールが安価に出品されていた日には、どうせ落札できないだろうしと最低価格で入札していたのだが、あろうことか他の入札者が現れず最低価格で落札できてしまったのだった。

さてホイールが届いて見るとそもそも手組みの中古ホイールであるのだが、予想していたよりもハブなどの程度は良かった。リムについてもブレーキ痕ほとんどなく、出品者の「あまり使っていない」という話は信頼できそうな話だった。

今回のホイールはカンパレコードの黒ハブにマビックオープンプロ32h、スポークはDTの1.8mmプレーンで6本イタリア組みという仕様で実戦的な感じ。タイヤはピレリのPゼロ700×23cが付いていた。タイヤもセンターの羽根が残っていてほとんど摩耗していない。十分実用できそうだ。

この仕様なら普通に買えば10万クラスだなと思いながらもずいぶんお得に落札できた訳だ。

さて肝心の振れなのだが、早速宝山の振れ取り台に載せてみた。

タイヤを付けたままだが左右は0.5mm程度、縦振れは目測だが1mmくらいかなという感じ。これならちょっと調整するだけで行けそうだ。

ちなみにニップルは赤アルマイトのアルミニップル。自分は結構硬めに張る方なのであまりアルミニップルは信用していないのだが、まあ試しに使ってみることにしよう。

先月はクランクを手に入れ、その前はシュパーブプロのペダル(チタンシャフト)を落札と、毎月1点くらいではあるがぼちぼちと部品が集まってきた。あと残る大物はハンドルバーとブレーキレバーくらいか。

ネオクライメージなので、エルゴにするか悩みどころではあるけれど、手持ち部品棚卸しして考えてみようかと思う。

さてさて今年中には組み上がるかな。

コロナの脅威は忘れた頃にやって来る

昨日、咳が出て喉も痛かったし咳き込むと血の味もしたので「なんかインフルエンザの症状ぽいな」と思い病院へ行った。

熱は平熱だし鼻炎ぽくもあるがと言われるが、念のため検査するかということになった。

結果としてはインフルエンザは陰性だったが何とコロナが陽性だということで、発症から5日間は他人との接触は感染の可能性が高いので避けるようにという話になった。要は出勤停止だ。

コロナが去年の4月に2類から5類に移行したと言っても、病気自体が変わった訳ではない。調査など手間やお金が掛かり国の財政を圧迫するので手続きを簡素化しただけで、相変わらず罹患したまま放置すれば死に至る可能性のある病気だ。

そう考えると世間では(我が家族含め)普通にマスクもしていない者がほとんどになってしまってはいるが、コロナと気付かずに感染拡大させている者も多いことだろう。無意識がなせることだが恐ろしくもある。

ところで感染源がどこかを考えてみたとき、家族の一人が数日前から咳をしていて一昨日近くの医院から薬をもらっていた。それで医院へ行ってインフルとコロナの検査したかと聞くと「していない」とのことだったので、自分が行った病院でもう一度診てもらってこいという話になり行かせてみると、結果やはりコロナだと判明した。やれやれ何やってんだか。

しかし我が家の場合2人とも発熱は無かった。このためコロナと思わずに時期的に花粉症の季節でもあり医者に行くのが遅れたのは自分のミスだが、職場では今でも通常はマスクして手指消毒とか気をつけていたにも関わらず、敵は身内からやって来たということに愕然とした(家族へは職場の飲み会から拾って来たのでないかと思われる)し残念な話ではあった。

ちなみに昨日は病院の駐車場からあちこちに連絡。職場へは月曜日以降の出勤について相談し、自治会(今年は役が当たっている)へは日曜のイベントに参加できず交代要員の依頼、家には感染拡大防止の連絡などなど・・・

そんな訳であちこちに迷惑掛けながら部屋に立てこもる羽目になりました。我慢の5+1日(症状軽快してからの日)になりそうです。

鳥山明さんとひすわしさんのこと

今日のニュースというとやはり「鳥山明」さんが3月1日に亡くなっていたという報だったろう。

鳥山明さんというと作品数自体はそれほど多くないものの「Dr.スランプ(アラレちゃん)」「ドラゴンボール」だけでなくゲームの「ドラゴンクエスト」のキャラクターデザインなど世界中で知られ、各界に影響を与えつづけてきたクリエイターという意味ではまさに日本を代表する方だったのだと思う。まさに「巨星落つ」という感じがします。

そんな方がなぜここの話題に上がっているのかと言うと鳥山明さん関連で「ひすゎし」さんの話を思い出したからです。

ひすしさん(現在は「田中久志」名義)は漫画家であり、「CAN☆キャンえぶりでぃ」や「とんとん飛丸」そのほか学研の「まんがでよくわかる」シリーズや「中日こどもウィークリー」で知られていますが、現在は大垣女子短期大学デザイン美術学科学科長・教授を務め、プロのマンガ研究者(マンガ学・キャラクターデザイン造形学)になってしまったという異色の経歴を持つ方だ。

そんなひすしさんだがちょっとしたご縁があって、昔々のことではあるが時々家に来てくれたことがあり、その時に貰った色紙がこちらのもの↓

ここで漫画マニアであれば「え?」「だれ?このキャラ」という話になると思うけれど、それもそのはずこれはまだ「CAN☆キャンえぶりでぃ」が連載開始になる1年近く前の話であるから即興で描いたオリジナルキャラクターであった訳だね。でもこんなかわいいキャラを下書きもなしにサラサラ描けるというのはさすがにプロはすごいとしか言いようがない。

でもマニアックな方なら「ん?でもなんとなくDr.スランプに出てくるみどり先生に似てないか?」と思うかも。

そう、それもそのはず、この頃のひすしさんはまだ連載デビュー前で、当時は鳥山明さんのアシスタント(初代)をしていたのでした。影響受けてて当たり前というものです。でもCAN☆キャンえぶりでぃのキャンにも似ているところがあり、この絵は僕にとって大変お気に入りの1枚です(ひすしさんの描いたキャラの中でも当時最も「かわいい女の子」を具現化したものですからね)。

という様なことのある中、当然お願いは当時連載開始から1年くらい経っていて人気上昇中の「Dr.スランプ」を描く鳥山明さんに「サイン貰って来て!」という話になった訳です。今から思えばなんて横暴なお願いをしたのだろうと恥じ入るばかりですが。

でもひすしさん、とても優しくいい人なので「よっしゃ」という感じで快く受けてくれたのでした。

それで届いたのがこちら↓

ネットなどでよく出回っている模写や印刷ものでなくてまごう事なき本物直筆(贈り名入り)です。この頃というと既にアニメが始まっていて鳥山明さんもひすしさんも忙しくてヘロヘロだった頃でしょうがよく描いてもらえたものだ。

今となっては懐かしい思い出です。

鳥山明さんの御冥福をお祈りします。

富山のソウルフードを満喫

昨日は家族で富山まで出掛けて映画を見てきた。

映画を観たあと富山へ来たとあれば寿司なのだが、例によって「すし玉」で食べてしまった。相変わらずの美味しさでその後も買い物などしたのだが、今日はもうひとつ富山の名物店に行くことにしていた。

「もつ煮込みうどん」の「糸庄」さんだ。

というのもバナナマンの日村さんがすし玉と糸庄に来た回の再放送が先日テレビでやっていて、それを見た嫁さんが行ってみたいと言い出したのだ。

自分もずいぶん前(10年以上前じゃないかな)に何回か来たことはあるのだが、その頃に嫁さんに行こうと言っても全然動かなかったのに、TVには感化されやすい家族には困ったものだ。

それはさておき10年以上振りの糸庄さんは....

まず店に入って券売機制になっていた!

以前はメニューも何があるのかよく判らなくてしかも店のおばちゃんが「何にする?」と聞いてくれるのだが何頼めばいいのか良く判らずにオタオタしていると「煮込みでいいかね」とメニュー決めてくれるくらい慌ただしい感じだったのが、今ではとても静かだ。

しかも昔の「カチャッコ」「カチャコン」という音がしない。そう、今ではフタがないのだ。この音のこと知ってる人は今でも居るだろうけど、「調理する音」だったのだよね。

店の中はコの字型のカウンターになっていて、その前に鍋を置くコンロがずらーっと並んでいる。そこで煮込んでいるのだけど、奥の配膳台に土鍋が敷き詰められておりそこにおばちゃんがうどんを入れ、具材を入れ、そして特製の出汁がでかい鍋から柄杓で注がれ、それが次々とコンロに掛けられるという段取りだった。

そこまでは今でも一緒なのだが、昔はそこにフタが全部掛けられていて、メガネのおっちゃんがフタを取って煮え具合を確認するのだが、そのフタを取った後フタでもってうどんをカチョカチョと混ぜていた。そしてまたフタをするという一連の動きの中で先の音が響き渡っていたのであり、またこの一連の動作がおっちゃん踊っているようにも見え、楽しかったのだった。今でもタマゴ入りはフタ掛けしているようだが、フタでガツガツと混ぜる光景はあまり見られない。

ただしこの動作、かつてのおっちゃんの体力を相当消耗させていたのは間違いなく、それゆえ世代交代とともにその辺りの動きが少なくなったのかも知れない。

しかもその「混ぜ」作業が少なくなった分、底のところが少し焦げが発生するので、その部分は「うーん」と考えてしまうところだ。

それで現在のうどんの仕上がり状態がこれ。

あれっ、昔に比べ仕上がりが綺麗な感じになってる。

そりゃそうか。昔はフタで返して混ぜていたので普通に家で作る煮込みうどんみたく混ぜ混ぜ状態だったのが、今では後乗せトッピングみたいになっている。

もう1点変わったところがあって、昔はえび天のちっちゃいのが2~3個入っていたのが、今では立派なえび天1本乗せに変わっている。嫁さんが「えび天入り頼んでないよ」と言ったくらいだ。でも何か得した気分になれるのはいい話かもしれない。ちなみにえび天入りを頼むと2本載せになるようだ。

しかし客が多くてバタバタしてるのは相変わらずのようで、自分が頼んだ「卵入り」には最初卵入ってなくて、おばちゃんに「タマゴ入ってないよ」と言うと「あれっ、ゴメンゴメン」と一旦戻されてしまった。待つこと2分、帰って来たらちゃんとタマゴ入ってました。

ちなみに中に入っているのはあの「氷見うどん」だそうだ。地元の名品を使っているというのも嬉しい。それゆえ富山のソウルフードとして人気なのだろう。

うどんを食べて暖かくなったところで帰りには店の向かいにあるお土産部門に寄り「もつ煮」をお土産に買い、糸庄特製ソフトクリームも食べてから家路に就いたのでした。

 

贅沢な楽しみ - 紅茶の魅力と喜び

紅茶をよく飲むという話を書いていたら、紅茶のセットが贈られてきた。

なんとルピシアのアンニヴェール30。うげっ、こんな高価なものを!

これは申し訳ないなと思いながらも、頂いたものはなんとも嬉しい。紅茶も生ものであるので、賞味期限の切れる前においしく頂かなくてはならない。

毎日の楽しみができました。

そういえばルピシア製品というと何か使ってたような、と探してみたらばありました。

ルイボスの有機テイーバックがまだ残っていた。

そんな訳で在庫と頂き物を交互に飲んでいるところ。

頂いたものの中でもルイボスをベースとしたフレーバーティーが結構ある。味見しながら比較するのも楽しいね。

ちなみにルピシア製品には100種セットもあったりする。どんだけ種類があるんだいと突っ込み入れたくなるくらいだが、その多様性もよいね。

でも普段飛驒の山奥に住んでいながら、世界各国から集められたお茶をこんな手軽に楽しむことができるなど、ほんと贅沢だね。ありがたやありがたや。

手作りチャイでプロの味に挑戦!

自分はよく紅茶を飲む方だと思っている。

まあコーヒーも平日だと1~2杯は飲むのだが、紅茶は朝夕ごはんの時に飲むしその間にもお菓子食べたりする時など紅茶を飲むので日に2~3杯は飲んでいると思う。

そんな訳で、台所には写真のように紅茶が並んでいる。

で、寒いこの季節、今日は節分で明日は立春なのだがまだまだ寒い。

寒い時期の紅茶と言えばジンジャーティーもいいのだけど、我が家ではチャイの出番が多い。

以前は高山にある業務用食品のアミカでマサラチャイを置いていて、よく買っていたのだが、一昨年くらいから売れ行きが悪かったのか置かれなくなってしまった。

そんな訳でたまに富山へ行った時にKALDIで買ったりしていたところ、去年から地元にスパイス屋さんが出来たので、そこのマサラチャイを使うようになった。

このマサラチャイ、とても良く出来ていて美味しいのだけどやはり問題はその価格。

この商品のレベルを安定して供給し続けるにはやむを得ない価格であることは重々承知しているのだが、観光で土産として買って飲むのには良いにしても日常ガブガブと飲もうとするとやはり懐が心許ない。

そこではたと思い出したのが、例のアミカで購入できなくなった時に自分で作ろうとしてスパイスをいくつか買ってあったのだった。

がさごそ探して出てきたのが、シナモンとカルダモン。賞味期限切れていたのでこれはもうチャイにして自家消費するしかない!

それで第一の目標としてはスパイス屋さんの味を再現することなのだが、さてラベルを見ると、アッサム茶、シナモン、カルダモン、ジンジャー、クローブ、ブラックペッパー、オレンジピールフェンネルスターアニスとあった。やはり高価なチャイだけあって思ったより沢山の種類を使っている。

しかし田舎とは言え、高山の街まで行けば大体は手に入りそうなものだったので、早速残りの材料を仕入れに行った。アッサム茶は手持ちのCTCがある。

結果、オレンジピール以外は揃った。このためオレンジピールの代わりとして花椒(山椒)を使うことにした。

それで問題はその配合に秘密がある。

ネットの情報などからざっくりと試作第1号を作ってみた。結果は・・

うん、普通に美味しいチャイだな。味としてはいいのだけどちょっと全体的にパンチが足りないのとジンジャーがやや強めの感じ。

次回はプロの味に一歩でも近づきたい。

 

メカばかの自分が選んだスマホとは

ちょっと事情があって私用の携帯を更新することとなった。

今まで仕事用ではスマホ使うこともあったのだが、個人の物としてはガラケからガラホをずっと使い続けて来た。しかし最近は何かにつけLINEのグループで連絡などやることが多くて、使っていたガラホでLINEが使えなくなった時、自分だけ別の手段で連絡しなければならないなどあり申し訳ないなと思ってはいた。

それが今やガラホですら使っている人は断然少なくなってしまった。やはりいくら通信費が安くても、便利なものにはお金かけてもいいという世の中になってしまったのだろう。

それと今まで自分がガラケ・ガラホにしていた理由はもうひとつあった。個人的な話ではあるのだけどホームページやこのブログなど見ている人には感づいている人もあるかと思うけど、自分は結構物事に拘りやすいというか物事に夢中になりやすい性格であるため、危険な世界に行ってしまわないよう自制する意味からもそうしていたのだ。

しかし今回その箍が外れてしまってその結果が・・・

まあ予想どおりと言えばそうなんでしょうが、SONY Xperia 1MarkⅤですね。

MarkⅣも悪くはなかったんでしょうが、ネットでの評価はいまひとつだったと思うのだけど、MarkⅤになってずいぶん改良されたようです。

iPhone15proもいいとは思うのだけどzeissレンズ推しの自分としてはまあ順当な選択だったと思います。ちなみに比較すると15promaxは別格として15proとの比較では、

寸法・重量    1MarkⅤがちょい縦長(17mm長い)、幅・重量ほぼ同じ

ディスプレイ   サイズ・解像度は1MarkⅤが大きく・高い

外装色      15proが4色、1MarkⅤが3色だが互いに違う色目がある

CPU       15proが6コア、1MarkⅤが8コア

         ベンチマークでは15proが約1.3倍処理性能高い

メモリ      15proが8GB、1MarkⅤが12GB

ストレージ    15proが128GB~1TB、1MarkⅤが256/512GB

マイクロSD           15proは非対応、1MarkⅤはSDXC1TBまで対応

カメラ      15proは13/24/77mm3倍光学ズーム、ToF 3D LiDAR付

         1MarkⅤは16/24/85-125光学1/3.5~5.2倍ズームzeissT*

バッテリ     15proが3,274mAh、1MarkⅤが5,000mAh

                               双方ワイヤレス対応でポートもUSB-Cで同じ

ネットワーク   双方4G/LTE、5G、WiFiBluetooth対応

生体認証     15proは顔認証付き、1MarkⅤは指紋認証付き

防水防塵     双方IP68

イヤホンジャック 15proは非対応、1MarkⅤは対応

といった感じ。双方いいとこ悪いとこ凸凹していて、もうこれは趣味の世界・好き嫌いの話なのだと思う。

で実際導入したはいいけれどやはり懸念材料としては、

やっぱり物理キーが好き。乾燥肌のためタッチパネルがうまく動かずイライラ。スイッチも合わせ押しなど結構多く上手く押せずいらいら。機能がありすぎて使いこなせていない。などなど。

→うーんこれは1MarkⅤだからと言うよりスマホ全般の話ですな。

まあ慣れろと言われるのでしょうが、さてはてどうなることやら。