今年も飛騨に全日本ラリー選手権「第8戦」MCSCハイランドマスターズがやって来た。
ラリーは金曜日がレキなど、土曜日にLEG1、日曜日がLEG2という日程だ。
ラリーが始まる前日木曜日には地元の小学校にJN-1車両が何台も訪れ、子供達の体験乗車があったとのニュースが流れていたのだが、すごいサービスだなと思った。なんと言っても明日からラリー始まるというのに本戦で使うマシン持って来て(今回ターマックラリーであるのに)校庭?のダート路面をものすごい土埃りたてながら爆走してくれるという、メカニック泣かせのイベントだったのではなかろうか。
まあこのようなサービスしてくれたのも、もう今年のチャンピオンが決定していてある意味消化試合的なJN-1クラスだったからかもしれないが、それにしても太っ腹で陽気な全日本ラリーであったと思う。
ちなみに今回トヨタワークスとも言える勝田選手や眞貝選手は最終戦を欠場。前戦でのトラブルが解消しきれていないとのことだが、チャンピオン決定してしまったので来年に向け温存作戦としたのかもと勘ぐってしまう。
まあいろいろな事情や思惑のある中行われた最終戦ではあったろうが、今年の見どころとしてはセレモニアルスタートが高山市役所で行われたことだろう。去年はアルコピアのスキー場、有料観戦エリア内で行われたのだが、今年は駐車場も無料とされた市役所で開催され、去年に続き高山の古い街並みにリエゾン区間が設定されるという大サービスだ。多くの観光客にも見てもらえたことだろう。

旗を持つ高山市長とわざわざ車降りてスタート前の一言を話してくれた新井選手

いつも我がデルタがお世話になっているストリートライフ吉野社長もスタート!
今年はセレモニアルスタートを全台見送ることできた。
しかしながら、今年のハイランドマスターズは自分に別の予定が入っていてLEG1の午前中しか見ることができない。となるとギャラリーステージかサービスを見るかの2者択一なのだが、考えた末サービスパークに向かうことにした。

サービスパークに到着して待つこと30分、雨脚が強くなってきた中、続々とSS3のギャラリーステージを終えたラリーマシンが戻って来た。

No.7のヤリスも戻って来たが、まだTC前タイヤチェックのところでRally2マシンが何台も待ち状態。

10台くらい入ってきたのを見届けたところで取って返してNo.1新井/松尾組のピットへ来ると、すでにタイヤ外してガシガシやっているところだった。

No.10コバライネン/北川組はピットでリフトアップしたばかりの状態。

コバライネン選手、病気で手術明けであるのに復帰後北海道での全日本ダート2戦の後、この10/10-10/13はイタリアのラリーレジェンドでシトロエンC3WRCに乗ってなんと3位入賞。それから4日しか経たないうちに今週末はヤリスRally2で全日本戦。とんでもないスケジュールこなす体力で、完全復活したのでなかろうか。

さて今度はNo.3ファビアR5の福永/齊田組。タイヤを外して一旦ドライ用を付けたものの・・・・

ウェット用タイヤに変更。今日の天候は読みにくく迷ったようだがウェットタイヤにした選択は正解なのか!?

隣のNo.1はというと・・・

ドライ用4本を準備してます

結果No.1は4本ドライに交換してピットアウト!

コバライネン選手、車に乗り込むところですがタイヤはドライ2本フロントのみ交換したようだ。タイヤ温存作戦?(使えるタイヤは10本まで)

コバライネン/北川組もピットを出る!
結局タイヤ選択が3者三様でタイヤ選択の難しさを感じる場面でした。

さて今回ヤリスRally2のもう1台、No.2奴田原/東組のピットを見に行くと・・・

奴田原選手、去年のJN-2からJN-1のヤリスRally2にチェンジしてやっぱりむちゃ速い。本領発揮というところですが、隣のピットにヨコハマのサービスカーを従えタイヤ関係もバッチリなようだ。

No.2の隣はNo.7のJN-1ヤリス石黒/穴井組。こちらもヨコハマユーザー。2台並んでいる様は去年の勝田選手、眞貝選手のピットを見ているようだ。KYBのサポートが手厚そう。

スバル勢も忘れちゃいけない。No.4新井/井上組のWRX S4。

No.4のS4はマフラーがセンター1本出し。もうRally2マシンだよねえ。

No.5の鎌田/松本組WRX。今回のJN-1では2台のスバル車が出走

ヤリスはと言うと、このNo.6を含め4台がJN-1に出走。でもやはり勝田選手、眞貝選手達が出走していないのは寂しい。

さてピットには本日3台目のファビア、No.8金岡/マクリン組も入って来ていた。

そしてもう1台、No.9のシトロエンC3R5今井/高橋組。これだけR5/Rally2マシンが集まるなどなんと壮観なことだろう。

でも今年はやはりコバライネン選手が病気から復帰したというのが話題だったようです。沢山の観客に囲まれていました。しかし先週イタリアで今週は日本でなんて、とても真似できない気力体力だと思います。

No.5鎌田/松本組WRXも午後の出撃。

No.6柳澤/竹下組ヤリスも出撃

No.8金岡/マクリン組も出る

No.9のシトロエンC3R5今井/高橋組も出る。
結局全てのJN-1マシンが30分のサービスを終え、TCから出たところで本日の自分の持ち時間が終了。泣く泣くサービスパークを後にしたのでした。
おまけ

今年も高山短大の0カーが元気に務めを果たしてくれました。
おまけその2
例のタイヤ交換。この日は次第に雨脚が強くなり、結果としてLEG1の午後はNo.1新井選手が終盤スピンを喫してタイムロスの2位、N0.3の福永選手はSS6で2番時計を出すなどで4位まで落とした順位を取り戻し初日最終3位に復帰し、タイヤ交換の賭けに勝ったようだ
おまけその3
LEG2終了の公式結果が出た。
ドライと湿潤路面が残った2日目、No.2奴田原選手が5位まで落とした順位を巻き返して4位に上昇、福永選手は3位のままで終了となった。トップ2台はNo.1新井選手が一時逆転してトップに立つもマシントラブルで再度逆転を許し最終SS12でもタイム落とすなどで結果は2位のままとなった。優勝はコバライネン選手で復帰後初勝利となった