以前より、牛刀を1本欲しいなと思っていた。
今般洋包丁を揃えるにあたり、やはり牛刀は1本欲しい。かと言ってプロでもないし今や大家族でもないしと言うことで、180mm~200mmくらいなのがいいかなと思っていた。
ものを選ぶにあたり、ダマスカスも選択肢に上がったのだが、調べてみるとほとんどが2万円オーバー。とてもそんなの買えないよなと早々に諦めて、ハガネ3層鋼が適当かと思ったのだけど、既に関孫六10000ccの三徳を持っているので、どうせなら青紙のものはないかと当たってみたらば、あるにはあるのだが無印のものであったり、製造者名が伏せられていたりネットでの評価もいまいちのものが多くて(無印のものは責任の所在がはっきりしないのでこと道具に関しては信用していない)、関のものは諦めることとした。
そうなると日本でもプロ使用率としては最大シェアを誇るという大阪は堺の包丁で探してみることにした。
地の利がないのでまずは刃物工業会のサイトからいろいろ見てみるが、状況としては関と同じく有名どころから初めて聞く名などあったりして、結局のところは関で言うところの貝印のような青木刃物の物を導入することとした(ここの物買っておけば間違いないでしょ、という信頼性重視の選択ではありますが)。
で、4本目としてやって来た牛刀包丁はと言うと、

大阪は堺の、「堺孝行 別上」。(株)青木刃物製作所 製
和包丁が有名な堺にあって、この会社は洋包丁のラインナップも充実している。
使用している素材もハガネからステンレスからダマスカスから種類も豊富。今回の品のスペックとしては、
牛刀 180mm 本通し 鍔付き 柄はPOM樹脂 刃は全ハガネ日本鋼(SK鋼)
上のグレードには青二鋼もあり、柄も積層強化木で良いのだがいかんせん予算がゆるされずこれとなった。まあ堺らしく実用一点張りの品ということで納得できるもの。
切れ味としては青二鋼に及ばないとは言え、SK鋼とされているが実際は白紙クラスのものであるらしい。包丁の使い方が荒い家人にかかっては青二鋼などすぐ欠けさせるのは目に見えているので(なんと言ってもステンレス包丁をも欠けさせる輩ばかり)、切れ味を落としても耐久性重視とした訳だ。


ハガネの単層のため10000ccのような刃紋がなくて、オールステンレス包丁みたい。しかし写真でも判るとおりステンレスみたく黄色っぽくなくどちらかというと青っぽいのはハガネの特徴と言えるのでないだろうか。
でも手入れ怠るとすぐ錆びが浮いてくるのだろうな。表面には防錆剤が塗られていた。
ここまで洋包丁が揃ってくるとあとは150mmクラスのサバキかガラサキ(出刃、アジ切りの代わり)と、210mmくらいの筋引き(柳刃の代わり)が欲しいところではある。
さてその次は包丁ではないのだが、




関の刃物問屋として有名な(株)山秀で扱っていた、マセリンのキッチンハサミ。
やっとここでイタリア製の品が登場しました。
いや、そんなモノにわざわざ拘らなくてもと言われるかもですが、よくあるキッチンハサミと違いシュッとしていて格好いいし、仕上げも高級感がありますよ。
家には関孫六のキッチンハサミもあるけれどちょっと大きくて、これくらいの大きさの方が使いやすいのではなかろうか。
ちなみにこのハサミ、分解できるようになっていて、片刃のナイフみたいな使い方もできる。
もひとつおまけは、



岐阜県はこれも関の、オクトスという会社で扱っているソムリエナイフ。
ソムリエナイフはフランスはライヨールのものやイタリアのムラーノのものを使っているが、このオクトス、価格安い割にはコルク抜き部がフランス製であったり(ライヨールと同じ形状。OEMか?)、質感が高くて良いものです。1本あると重宝します。
→その3に続く


























