デルタ復活

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うちの紺デルタは今の機体で3代目なのだが、知らない人からすると「もうずいぶん長く乗ってるね」とか「大事に乗ってるね」とかよく言われる。
言い訳になるのだけど、自分は車に対する感覚として「走ってなんぼ」のものであって、普段の通勤にも使うし、「壊れたら直せばいいや」という接し方をしてきて、普通の車好きからすると、決して「大事に乗っている」訳ではないと思う。
そのような訳で、壊れたら買い直しを繰り返して来たのだが、よくよく考えるともうこのデルタも20年以上昔の車であって、クラシックカーの仲間入りをしても良いのだろう。
古くなってくると、部品がなかなか手に入りにくくなってくるのだが、幸いにもデルタ愛好家は多いせいか、アフターマーケットパーツも数多く出ていて、とりあえず現在のところ動態保存は出来ている。
しかし、この冬の雪道走行中、雪塊が路面に落ちていて、それを乗り越えようと思った瞬間、「ボコン」と鈍い音がして、しまったと思ったが後の祭り、バンパーの下部分がバリバリに割れてしまった。
拾えるだけ部品を拾って、とりあえず応急処置としてリベッターでつなぎ合わせていたが、春になり直そうと思って地元の修理屋に持ち込んだが「部品が手配出来なくて直せません」と断られてしまった。人づてに聞いた話では、以前、外車の塗装を得意としていた有名な腕利きの鈑金塗装屋が高齢のため廃業してしまい、受け付けてもらえないのだろうという事だった。残念なことだ、昔は綺麗にパックリ割れたデルタのバンパーを直してくれたのに・・
そんなこんなで悶々としていたのだが、3月となり車検時期となったことから、3号機を購入したストリートライフさんにバンパーも直せないか相談してみると、快く受け付けてくれた。
待つこと2週間で、車検も鈑金も出来上がっていた。5時間半も掛けて持って来ただけのことはあった。車検の追加修理項目も完璧に直っていて、気持ちよい出来映えだった。
今回の事例を反省?して、フロントにリップガードを付けてみた。おお、ワークスデルタにまた1歩近づいてしまいました。
ミッションガードや足回りなど、まだまだやりたいところはたくさんあるけれど、地道に良くして行きたい。そして1年でも長持ちさせてあげたいなと思ったのでした。