ビアンキロードのリビルトその1

イメージ 1

イメージ 2

また、というか、ロードフレームを購入した。
ものはビアンキのAL-MEGA PRO L 2000年モデルである。10年落ちの中古ということになる。
去年、中古のデローザを組んだのだが、やはりデローザを普段使いにするのは気が引けて、あまり乗っておらず、ボロでもいいのでその辺に停めておいても安心なくらいのものを探していたのだが、たまたまビアンキの出物があったので購入した。

値段が安かったので、程度は相応のものだが、一応レパルトコルセである。
今ではビアンキ台湾製が増殖しているが、これが製造された頃はまだイタリア製が多かった。
ビアンキというと、マウンテンを1台持っているのだが、それも中古のボロをリビルトしたのだったが、また今度はロードをリビルトすることにした訳だ。
果たして、届いたフレームはやはりボロく、年式の割には腐食が進行しているが、レースに使うのでなければなんとか使用に耐えられると判断した。

いつもの例で、フレームは水と汚れ取りワックスで徹底的に清掃する。清掃していると不具合箇所も発見しやすいからだが、致命的な不具合は発見されず一安心だ。
なんと言っても自分の命を預けるフレームであるからして、安全に対してはやりすぎということは無い。
というのも、知り合いが某社(国産)のフレームを使っていたのだが、走行中にフレームが破断し、大けがを負ったのだ。有名なメーカーであるが、僕はそのメーカーが好きでなかったので、自分の自転車としては所有したこともないが、その話を聞いた時「やはりな」と思ったものだ。聞くとそのメーカーは何台もフレーム破断をやらかしているそうだ。
その点、イタ車のフレームが破断したというのは滅多に聞かない。もっとも耐久レースであるツールやジロなどで鍛えられたフレームだからなのだろう。

しかし、最近はイタリアブランドでも台湾製など増えている。最近心配なのはいわゆる「ピスト」で、あのイタリアブランドの非イタリア製バイクのフレーム強度はあやしいと思っているのは僕だけだろうか。
そのうち何かやらかしそうな気がする。
まあそのあたり、僕のピストはナガサワのNJS仕様なので問題ないのだが。

話がそれたが、ビアンキのロード、色はチェレステ。丁度この時代はパンターニが乗っていた時代であったので、マイヨジョーヌをイメージしたか、黄色が入っている。青いラインも入っているので、黄色の部分が赤ければ、マルティニカラーなのになと思った。
ヘッドパーツはFSAのものが付いていて、取り替えようかとも思ったが、ベアリングの状態がとてもいいので、とりあえず清掃だけして使用することにした。
フレームを清掃したら早速組み立ててみたくなるのが心情であるので、BBを組み込んでクランクとホイール、ハンドルを付けてみた。

ホイールは自分で組んだホイールだ。カンパコーラスハブにアンブロッシオのフォーミュラクロノ20の組み合わせ。98年頃に流行った、軽量ホイールの組み方。(フロントラジアル、リヤラジアル+タンジェント
ステムは手持ちのチネリグランモアヘッドとチャンピオンデルモンド。しかしバーがきつくて、組み込む時にキズが入ってしまった。ガックリ。おかしいと思ってフェルール径を測ると26.4mmもあった。

とりあえず今日はここまで。シートピラーとエルゴパワーを調達しなければ・・