また散財をした。
ものは1990年代製と思われる、シンテシのバルカンというフレーム。
シンテシと言うと、自分もあの「バズーカ」という有名なダウンヒルマシンを持っていたことがある(ホームページ参照)。それともう1台「プロムナード」と言うクロモリは自分が乗る用に買ったのだが今は嫁さんの愛車となっている。
シンテシのロードフレームというのはあまり見たことないのだが、今回のものはソリッドの赤という、自分の好みに合うものだったし、フレームも綺麗(新品というふれこみ)だったので買うことにした。
中古部品で組まれた完成車の割りに相場よりはずいぶん高めとは思ったけれど、さてさて届いてみるとキズもほぼ0の美品フレームで納得した。
さてフレームをよく観察すると「hand made」とは書いてあるが「made in italy」とは書いてない。台湾製かとも思ったが、シンテシなんてわざわざ台湾などで作るほど大量生産してたかな?というのが率直なところ。台湾製なら台湾製ってシール貼ってあるだろうし、フレームの造りも凝っている。
ものは1990年代製ということは、まだイタリアブランドが台湾東南アジア製に移行する前の時代と思われ、となれば書いてはいないがイタリア製なのかもしれない。
それでフレーム。加工が結構手の込んだ形になっている。ダウンチューブの根元には強度アップの目的かリブが入っているし、チェンステーは台形断面、前三角は太いダウンチューブ(涙滴断面)、細めの楕円トップチューブ、円形シートチューブという、あのバズーカなどマウンテンバイクをも思い出させるようなイメージ。ああ90年代のアルミフレームってこういう感じだよねえ。
色は朱色っぽいきれいな赤。前にも書いたけど日本ではこの色はなかなか出せないな。
写真では変な赤だけど実物はすごく綺麗。
で、イタリア好きだからして、これからぼちぼちカンパ部品取り付けていきたいかな。