今日も今日とて、冷凍庫に入っている賞味期限切れの品の消費を図ることにした。
今日使うのは「パイシート」。
このところお菓子作りが多いが、パイシートが出てきたとなれば季節がら「アップルパイ」だろう。
パイシートは冷凍になっているのでとりあえず室温で自然解凍しておく。
解凍している間にパイの具(アップルフィリング)を作る。
実のところ我が家ではリンゴの手に入る季節よくリンゴを食べる家だと思う。というのも近所にりんご園があるくらいで、飛驒市や高山市内ではりんご園が多く、飛驒りんごと言えば流通量は少ないながらも普通にスーパーなどで出回っている。さらに地元だけあってB級品やキズもののような安いりんごもいろんなところで売っている訳で、普段使いに食べるには十分なものがある。
そんな贈り物にできないような味の悪いりんごでもここの辺りでは煮て食べることも多く、ごはんのおかずの一品になっていたりする(さすがに醤油味でなく甘煮だけど)。
今日は古川の道の駅「アルプ飛驒古川」にある地場産市「そやな」で買ってきたりんごで、B級品でなく普通に観光客向けの品。けっこう大きめの玉だ。
いつもおかずで食べるのは皮付きでざく切りにして煮てしまうのだが、今日はアップルパイ用だから皮はむいてみた。
切ったりんごを雪平鍋で砂糖とシナモン入れて煮る。干しぶどうも入れてみた。
りんご煮ているうちにパイシートが解凍できたので、パイ皿に載るようパイシート2枚を継いだものを敷く。
りんごは煮えたところで粗熱取れたらパイシートの上に敷き詰める。
その上にパイシートを細く切ったものを格子状に並べて、端っこはフォークで押して接合する。
廻りにも生地ぐるりとやるといいのだがシートが足りず省略。
これを200℃に予熱したオーブンで25分焼いた。
で、仕上がりがこれ。
まあ普通に焼けたのだが、上のパイ生地を編み目状にするのを忘れていた。
ちょっと失敗のアップルパイでした。
味は普通に美味しい。買えば今日び2500円はするだろうから冷凍庫の掃除と思えば上等だろう。