地層?と雪道修行

立春も過ぎたのに、飛騨では連日の雪。

雪道走っていてふと気付いたのが、この時期限定で見られる「地層」みたいなもの。

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雪で出来てるので「雪層」なんだけれども、これは日々雪が積もって、それで除雪のおじさん達が毎日一生懸命に除雪してくれるのだけれど、これを見るとあー前回は結構降ったんだなとか、あの時は天気良かったんだな、なんてのが判る。

儚くもいずれ消えてしまうこの風景。でもほぼ毎年違う模様が見られるというのも面白くはある。

ところで雪道走行と言えばスピードは出せないし、いつ滑って事故るかもしれないので緊張するところもあるけれど、実は運転技術向上のためには格好のフィールドではある。

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雪道は滑りやすい。つまりブレーキコントロールが難しい。アクセルコントロールも難しい。ギヤチェンジの選択も難しい。これらは通常の路面で練習しようと思うと法定速度を超えてしまうのでできないしやってはいけないのだが、雪道では法定速度内でもこれらが普通に体感できるんだね。直線を真っ直ぐ走ることすら難しい(ランチアストラトスかよ!)。

今日も雪道だったけれど、4WDを切って後輪駆動で走ってみると、ちょっとアクセル踏んだだけでお尻が流れる。カーブでもすぐカウンター当てる羽目になる(下手するとハーフスピンやらかす)。

こういう路面だからこそ、アクセルコントロールの重要性やエンジンブレーキの使い方など、とても練習になる。ほんと「雪道教習」なんてのがあるといいなと思うくらいです。

でもよく考えるとWRCなどで速いのが「フライングフィン」など北欧の選手たち。

そりゃ毎日普通に雪道走っていれば、運転も普通に上手くなるはずだな。

日本だって、雪国で普通に軽トラ乗ってるおっちゃんにラリー車乗せたら結構峠族に対抗できるレベルかもってよく思う。ほんと雪道のおっちゃんは速い。

自分もそんな車に追いつけるよう、日々修行(というか普通に走ってるだけだけど)の毎日です。