とりあえずの完成

ビアンキNTHのグラベルロード化計画だったが、とりあえずは完成した。

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こうして見ると、普通にロードバイクっぽくて、MTBもどきとは思えないだろう。

それはさておき、まだ変速機の調整もできてない状態だったが、試運転してみた。

以前持っていたGIOSのシクロクロスみたく、ツーリング車的な乗り味だろうと勝手に想像していたのだが、そのイメージは走り出した瞬間に間違いだったことが判った。

「普通にロードバイクっぽい!」ガッと踏み込んでもとりあえずは前に出てくれるし、小回りも効く。直進性がやや強いが、ツーリング車ぽくはない。面白い自転車だなと思った。

ただ何点か問題が・・MTBの時はフラツトバーなので気にもならなかったのだが、ドロップバーとしたことで、ハンドル位置が遠くなり、前傾というか前乗り姿勢になってしまう。これはある程度想定はしていたのだが、実際に乗ってみると違いが大きい。

フレームサイズはどうなんだろうと思ってロードの測り方で見て見るとトップチューブが550mmもある。普段自分は510~520くらい、大きくても530なので、ここだけで2cmの差がある。これはステムの長さで調整するしかない(バーのリーチを短い(コンパクト)のにする手もあるが組み替えが面倒くさい)。これはまた後日かな。

2点目、フロントディレイラーがXTで、シフターがソラなのだが、やはりロードバイク

用とMTB用コンポの組み合わせでは無理があるようだ。

後ろは、例の1.85mmスペーサを入れて、9sが普通に使えるのだが、フロントが全然合わない。インナーとミドルは普通に使えるが、チェンがアウターに乗っかってくれない。シフタのラチェットも余裕が全然ないし、ワイヤーなども通しにくいし、ディレイラー調整もネジにカバーが付いててやりにくいし、普段カンパばかり使っているのであの整備性の良さは「エルゴ」と名乗っているだけのことはあるなと改めて思った。

まあ、普段シマノを使っている人がほとんどだろうから、そういうもんだと皆気にもしてないのだろうけど。

いずれにしてもアウターが使えないのは痛いので、ワイヤーを思い切り引っ張って取り付けるが、やはり動いてくれない。やむを得ずジャンク箱からブレーキレバーのワイヤー引きを外して、こいつをシフトケーブルの根元に取り付けてやった。

それでワイヤーのたるみをパンパンに引っ張ってみたところ、とりあえずアウターまでシフトするようにはなったのだが、抜本的な対策にはほど遠い状態。

MTB用のシフタがドロップバーに付けばいいのに、と恨み節も出る。

もう1点はホイールの振れ。ホイールは中古だが、ほとんど使用していないとの触れ込みで購入したのだが、取り付けてみると振れが出ていた。あーあ、と思いながらも振れ取ってみるが、なんとアルミニップルのようで、ニップルがめちゃ固く締めてあったこともあり、ニップルをキズ付けてしまった。振れも取り切れておらず、とほほ状態。