帰ってきた79090と鰻とチューダーショップ

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去年の12月からオーバーホールに出していた、チュードルの青サブだったが、お正月休みも挟んだためか、約1ヶ月半掛かって、「オーバーホールが完了しました」と連絡があった。

ロレックスの名古屋営業所は平日しかやってないので、休暇を取って行って来たのだが、朝一で行ったにも関わらず、またしても国際センターの駐車場は満車だった。うーんどうも皆ここが穴場だというのに気付いてしまったのか?まあ、近くのパーキングに駐めることできたのでよしとした。

ロレックスのお店に入ると先客が居て、どうもオーバーホールの見積もりを頼んでいるようだった。何とはなしに聞いていると、何か50%割引キャンペーン適用しても12万くらい掛かると言っている。ふえー、何をオーバーホールに出すとそんなに掛かるのかな。興味を持ったが、機種は判らなかった。

自分の番になって、引き取りに来た旨伝えると、待つこと数分、ピカピカになった79090が出てきた。
今回、クリスタルも交換されていたし、リューズも交換。リューズはロレックスマークのものがちゃんと付いていた(79190の時代になると、盾マーク)。
ロレックスの緑色の時計ケースに入れてもらって持ち帰ることとなった。

店を出るとまだ10時半だった。

久しぶりに名古屋に来たことだし、イチビキの鰻でも食べて帰ろうかと、店の前まで行くと、いつも見慣れた行列がまったくない。
「?」と思って張り紙を見ると、どうも「整理券」制度になったようで、昼の分は終了と書いてあった。
「えー?」という感じで打ちのめされて、じゃあ蓬莱軒でも行くかと思って、ナビで検索すると約5kmも離れている。
名古屋の街中は超渋滞で、このパターンだと昼になってしまい、また食べられないことも想定された。
という訳で、本店は諦めて駐車料金は高いが松坂屋の中の蓬莱軒に行くことにした。
栄は近いので、なんとか11時頃に店に入ることが出来た。
1人で来ているのでカウンター席だったのだが、さすがに松坂屋の蓬莱軒、奥様みたいな人の多いこと。
うーん奥様は牛丼屋には一人では入らないが、鰻屋蕎麦屋には一人でも入るのだなと妙に感心した。

さて今日の鰻は、「上丼」だ。廻りを見るとやはり「ひつまぶし」を注文している人が多いが、ご婦人は丼を頼んでいる人も多い。
自分も最近体重が増加傾向であることから、今日は体と財布に優しい「上丼」に抑えたということだ。
そして問題はこの店の味なのだが、以前食べた時はたれの甘みが少なく塩っぱく感じたのだが・・
今日は普通、というか標準的な味。皆がイメージする鰻の味だと思う。
さすがに蓬莱軒、スタンダードというか、鰻の基準という感じがする。
鰻を堪能して店を出ると、もう12時を過ぎていたが、待ちの人が15人ほど居た。やはり早く来て正解だった。

時間がまだ早いので、松坂屋の中を見てみることに。ジノリのカップなど見たあと、時計コーナーへ行くことにした。
ここに期間限定で「チューダーショップ」があったのだが、もう終わっちゃったんだよな、と思ってふと見ると、真ん中の辺りにチューダーの看板が上がっているじゃないか!
思わず近くに行くと、規模こそロレックスコーナーの1/10くらいだが、チューダーの店があった!
店員さんも1人居て、失礼にも「チューダーショップ無くなったんじゃなかったんですか?」と聞くと、
「実はつい先日、常設になったんですよ」とにこにこ顔で話してくれた。
どうやら、アンテナショツプが盛況だったためか、ロレックスもチューダーに力を入れるように方針転換したらしい。
「でもなかなか品物が入荷しなくて・・」と店員さん。「でもスポーツ系に力入れてるんですよ」と言うので、ブラックベイクロノやペラゴスを見せてもらった。
ブラックベイクロノやペラゴスは初めて現物見たのだが、思ったより質感がいい。ペラゴスのチタンも金属組成が違うのだろうが、シャンパンカラーというか、黒っぽくなくて、とてもいい色。
ブラックベイクロノもリベットブレスみたいなハードブレスもかっこいい。
機械もクロノメーターだし、それがこの価格で買えるというのがすごい。ちなみにこの機械、ブライトリングと共同開発なのだそうだ。
コストパフォーマンス最高。こんな時計をセイコーなどでも出してくれるといいのにと思ってしまった。

帰りがけに立派なカタログまで貰ってしまいました。