再びロレックスのお店へ

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今日は休みだったので、入院している同僚のお見舞いに行って来た。
その帰りに、せっかく街に出てきたので、以前から懸案となっていた時計を修理に出すことにした。

時計はというと、最近最もよく使用している、「チュードルプリンスデイトデイ」だ。新品で買ってもう8年くらいかな?
買った当初は精度も-2秒/日くらいであったのが、最近は-10秒/日くらいに落ちてきている。

久しぶりに国際センタービルに入ると、屈強な警備員(防弾チョッキ着用)2名が待ちかまえており、威圧される。
今回は地下鉄で降りて地下1階から入ってきたので、場所が判らずキョロキョロしていると向こうもこちらを見ている。テロリストでありません!
階段を見つけてやっと1階へ行くとまた2名の警備員。さすが国際センタービルのことはあるなあ。ロビーでくつろいでいる人からは外国語もちらほら聞こえる。
そんなこんなで警備員の間を通ってロレックスのお店に入った。

ロレックスのお店の中は昔と全く変わっていない。小さいカウンターの前には、短パンTシャツのお兄さんと家族の先客が居たので、お店のお姉さんに「お掛けになってお待ちください」と言われた。
先客のお兄さん、「ここで登録すると並行ものでも正規品になるのか?」と訳の分からない質問をしている。
思わず笑いそうになったが堪えた。お店のお姉さんも困った感じで「そういうことにはならないんですよう」と言っている。
その点、自分は楽だ。なんといってもチュードルの正規輸入品なんてありもしない。

自分の番になって、また「急な持ち込みで申し訳ないですが、これをオーバーホールに出したいんだけど」とデイトデイを出した。
「お見積もりさせていただきますが、何か不具合な所はありますか?」と言われるので、リューズが曲がっているような感じでネジが渋いのと、純正でないフラッシュフィットを取り替え出来るかを聞いてみる。
例によって見積もりが出るまで20分くらい待っていたのだが、その間にまた違う短パン若夫婦と短パン家族連れがやって来た。最近はロレックスのお店も敷居が低くなったものだ。
その後、常連ぽい老紳士が来て時計を預けていったりするうち、やっと自分の時計の見積もりが出た。

オーバーホールなのでバネ棒も交換。リューズは曲がってはいないようだが、チューブとセットで交換したいとのこと。
ブレスはかなり劣化しているので研磨しないとのこと、フラッシュフィットはモデル違いのブレスなため(ロレックスのブレスが付けてある)、合うものがありません、との回答。じゃあブレスごと3連のブレスに交換してくれないかと頼むと、「チュードルに違うロレックスのブレスを付けるのは、今はお受けできないことになっています」との回答だった。
まあ、想定していた回答ではあったので、とりあえず引き下がることにした。

しかし、本体の整備を引き受けてくれたということは、このデイトデイも晴れて「本物」の証明を得た訳で、めでたしめでたし。

納品も9月で、思ったより早い。
引換証と見積書、オーバーホールの手引きを貰って帰った。