デルタに寄ってきた人々

実は、この年末の28日、我がデルタ弐号機が、急遽ガレージワタナベにドック入りする羽目になった。というのも、もう2週間くらい前から、オイルの焦げる臭いがして、「またタペットカバーか?」と思い放置していたのだが、職場に乗っていってふと、前の金曜日にデルタを止めたところを見てみると、約直径60cmくらいのオイル溜まりが・・
「なにっ、まさか?」と思って、レベルゲージでオイル確認してみると、レベルゲージにオイルが付かないくらいオイルが減っていた。
「しまった!」というのも、先週の金曜日に漏れ始めたとしても、その後高速道路で300km以上走行している。油圧計は振れていたので、最悪の事態にはなっていないとは思うけれど(と期待するが)、そんな状態でどこも壊れていないと保証してくれる人もいないだろう。
この状態ではガレージワタナベまで自走していくのも不安なので、引き取りを依頼した。
幸いにもまだ休みに入っていなかったので、代車も借りることにした。
そして夕方、ガレージワタナベの積載車がやって来て、デルタを載せた。すると、わらわらと人が集まり始めた。みんな一様に「にやにや」している。
くそう、イタ車に乗っていて一番見られたくない場面を見られてしまった訳だ。
こんなことなら、もっと早く工場に持ち込むべきだった、と後悔した。
ところで、借りた代車は例によって夏タイヤ。これでは雪道が走れない。
心がもやもやしたまま、JR特急ひだ号に乗って家路についたのでした。