今週、ちょっと用事があって2軒のカメラ屋さんへ行ってきた。
1軒目は近所の店で、今や地元でも少なくなってしまった写真館のお店だ。今回は証明写真を撮ってもらったのだが、昔ながらのスタジオで撮ってもらった。
尤もカメラは随分前からデジ一眼となっていて、昔のように出来上がるまで数日掛かるということもなく、30分も掛からずに目的の写真を手に入れることできた。
近年証明写真もよくドラッグストアなどの前にある自動機で撮ることもあったのだが、やはり機械でなく本職に撮ってもらったのは納得の出来映えだった。
そして今日は街に出て大手カメラチェーン店にカメラやレンズ用の乾燥剤を買いに行って来た。
乾燥剤は昔と変わらないくらいの価格だった。
その後店内の様子を改めて見るのだが、随分昔とは品揃えが変わってしまっている。
当然のことながらフィルムカメラの新品などは置いて無くてデジカメばかりなのだが、真ん中にでんとデジタルプリントの発注機が何台も並んでいる。
そして撮影機材やカメラ用品などはほんとに少ししか置いていない。まあこれも今や皆ネット通販などで買うようになってしまったのだなと思う。自分だってそうなので他人のこととやかく言うことは出来ない。
しかし実は目的はもうひとつあった。
現在フィルムは売っているのか、ということだ。
店内くるくる歩いて回るが見当たらない。えっ置いてないのか?と思った次の瞬間、棚の列の先っちょ(王様席のとこ)の隅っこにフィルムの箱があるのを発見した。
で、置いてあったフィルムはなんと13本(数えられるくらいというのが悲しい)
富士は100が1本、SUPERIAが2本、ネオパン100が2本、ベルビアが1本、プロビアが1本、写るんですが3本。
コダックはゴールドが1本、ポートラが2本
※以上すべて35mm
驚いたのはその価格だ。
コダックのゴールドで2500円超えている。
富士の100は1600円くらい。リバーサルに至っては4000円以上の価格を付けている。
しかもリバーサルは現像に2週間掛かるだと。
昔コダクロームが現像するのに時間掛かったけれどそれと同じ状況となっていることに愕然とした。
今や銀塩カメラ使うのは超お金持ちしか出来ないらしい。