ここのところシンテシのバルカンを組み上げるのに時間を掛けていたのだが、実は同時期に3tttのバイオアーム(中古だけど)を手に入れていた。
相場よりかなり安かっただけあってキズキズだったけど、まあもともと古い自転車に取り付けるのだし、これも時代相応のエージングされたものと捉えればいいのかもしれない。
で、取り付けてみた状態がこれ!
ん~、やはり似合う。TTモデルぽさが断然アップしましたよ。
前方から見たところ。’97当時はAヘッドが大々的に使われ始める時期だったが、プロチームは普通のステム(今で言うクイルステム)を使っているところがまだ多かったと思う。当時の写真とか見てみても、3tttのステイタスとかプロチタニウムを使っていたのが判る。
この時代3tttのステム市販品は「3ttt」のラベルが付いていたが、プロ用などでは「3T」表示のものになっていて過渡期だったのだろうが、その後市販品も3T表示が現れはじめたが、そのうち製造国も変更になってしまった。
そのような背景もあるが、うちのものにもイタリア製時代「3T」ラベルのミュータントを付けてみた訳。
横から見たところ。
今回手に入れたバイオアームは3tttマークだが、プロチームが使っていたものにはここに「3T」マークが入っていて、バー形状も先端が真っ直ぐなもので、プロ専用品だったのかもしれない。
エルゴは’97は写真の初期型最後の年。うちのもレコードではないが初期型にして当時の雰囲気を出してみました。
いずれにしても、これでBATIK-Delmonte ProTeamTT仕様も完成!(あと4cmくらいピラーを出しサドルも1cm後ろにずらせれば格好いいのだが残念)。