今日の青デローザ

背景がだらしないけど、今日の青デローザ号。

 

クランクは旧スーパーレコード、FDはコーラス(Cレコ時代)、RDはアテナ初期型(7s-Cレコ時代)で旧縦型メカの最終進化型。カンパはシフトスピードと軽量コンパクトを目指しシングルテンションメカだったが、この型ではサンツアーのスラントパンタメカニズムのパテントが切れたのをすかさず取り入れた。縦型メカでスラントパンタ採用はこれくらいじゃないかな。すごくコンパクトなリヤメカだ。この後は日本メーカーのダブルテンションも取り入れ横型となってしまった。しかし時代は変わって近年はワイドレシオ化とMTB技術のフィードバックがあり、再びシングルテンションのものも出てきている。因果なものだ。

なおギヤは9s改8s、つまり12-26の9sから16tを抜いて8s化(ロースペーサ使用)。なぜ8sかと言うと、リヤメカが9s対応してないからという単純な理由。本来なら純正の8s化キットと8sWレバー組めばインデックス使えたのですが、何せ価格高くて断念。レバーは凹字フリクションで妥協しました。

ブレーキはアテナモノプラナー。しかしシューが付いてなかったのでシューを取り寄せたところ、どうもこのCレコ時代はボルトが短いものが純正のようで、取り寄せた旧レコードのシューは付かないことが判明。しかたなく性能向上とコストの面でシマニョーロにするかと思ってデュラエースのシューを取り寄せたら今度はボルトの太さが合わない。結局Cレコ時代って何だったんだという憤りもありましたが、姑息な手も使って何とかシューを取り付けることできました。

サドルは秘蔵の3tttクリテリウム78(デッドストック新品!)と旧レコードショートピラー(外観からは判らないけど。でもレコード溝付きより軽量)。

フロント廻り。ブレーキレバーは旧スーパーレコード。ステムは3tttの1レコード、ハンドルは3tttクリテリウム(メルクス)、これもデッドストック新品。

その他ペダルはこれも秘蔵のスーパーレゲロ。実はクランクにシュパーブチタン付けようとしたのだがクランクのネジが9/16×20Fであるのに関わらずねじ込めない、そうクランクはイタリアンネジなのでした。タップ切ろうか悩みましたがスーパーレゲロとバレリシュープリームの2セットもイタリアンネジ持っていたので、これを付けた次第。

ついでなので、トウクリップもカンパ純正。やはりメーカー合わせるとぴったりで満足です。

ここまでのパーツ紹介でお分かりのように今回のコンセプトはスリム-ライトウェイト-コンパクトのネオクラシックです。

↑赤デローザ号もネオクラシックしているが、やはり今風というか若い感じがするが、今回は本クラシック、いぶし銀という感じがする。

そう考えると赤→シャアアズナブル、青→ランバラルって感じかな・・