カンパフリーのロックリングがやって来て完成

自分が今はカンパの部品を使っていることは書いてきた。それで今回の赤デローザにシルバーハブを組み込もうとしてホイール組みしたのだが、カセットコグを外してシルバーハブに組み込んだまでは良かったのだが、ロックリングが入らない。

どれだけやっても入らないなあと思ったがふと記憶がよみがえった。

そう、カンパの9s-12sを使う時の注意点、ロックリングが大きくは2種4パターンあるのでした(細かく言うとほかにもあるけど省略)。

①1997、1998年モデル9sレコード、コーラス、完組ホイール、1999年のアテネ以下のネジピッチ26x1タイプ(9s刻印)

②1999以降ハブのネジピッチ27x1タイプ(CS-401)10s対応

③1999以降ハブのネジピッチ27x1タイプのチタンバージョン(CS-101-T)

④1999以降ハブのネジピッチ27x1タイプのアルミバージョン(CS-112)11s12s対応

(フリーボディは9s~12sまで共通なのがすごい。しかも別売りのスペーサセットを買えば9sの歯を8s対応にすることができる。ということは7sインデックスでも使える)

話がそれたがそう、9s旧タイプは実質2年間くらいしかなくて、逆に稀少パーツなのでした(しかしながら9sマシンを多数保有)。

毎年進化し続けるレース用パーツの宿命とは言え、それがもうクラシックの域に入っていることに時代を感じざるを得ないのですが、いずれにしてもロックリングないことにはカセットが組み込めない。

ネットでたまたま9sのロックリング付きコグセットが出品されていた。よしこれは何としても手に入れなければならない。

ということでカセットが届いてロックリングだけあてがってみると・・バッチリでした(当然ですが)。

でホイールを組み込もうとしたら、今回のフレームはロードエンドだったのでタイヤの空気を抜かないと入らなかった。タイヤは今回23cなのだが、空気入れてみるとシートチューブとのクリアランスが少なく小指すら入らない。

ホイールを入れ替えたのでブレーキも調整してみた。

今回はタイヤもサイドセミオープンのアメ色、最近のタイヤはサイドが黒だったり色付きのものがほとんどで、昔ながらのサイドがアメ色のものも少なくなった。

これを付けたらやはりクラシックぽさがぐっと増した。

と言うわけで完成したネオプリマート。

こんな感じ。おー70年代~80年代ぽい。エルゴが出たのが91年と言われてるのだが、80年代も後半になるとブレーキレバーの内蔵式も増えていたのでオープンケーブルは80年代前半くらいまでのイメージですかね。

クランクもCレコ時代のアテナなので、やはり気持ちは80年代前半ってとこでしょうか。でも変速系は9sインデックスなので不思議な感じがします。