自転車をとりまく話題

実は4月に転勤となり、名古屋へ通勤している。
健康も考えて、名古屋駅から職場まで、約40分くらい歩いているのだが、その効果が出たのか、2ヶ月で5キロ体重が落ちた。

歩いていると、いろいろなものが見えてくる。特に自転車乗りの行動に最近、注目している。
名古屋の街は自転車通勤の人も多いが、相変わらず、交通ルールを守っていない自転車が多い。

国道には立派な?自転車専用レーンが出来たのだが、ほとんどの自転車は歩道を走っている。
以前も書いたが、やはり交差点の形状が悪い。自転車レーンが交差点に来るとぐいっと曲げられて歩道にくっついている。それでその自転車用横断歩道?の接続先は歩道になっていて、そこから再び車道に出て、自転車専用レーンにくっついているという、むちゃくちゃな構造なのだ。

それだけならまだ良いのだが、スクランブル交差点なんてさらにひどい。もう無法地帯だ。スクランブルの時間帯は歩行者用であって、自転車という車両は、押して歩くべきと自分は思っているのだが、スクランブル状態で歩いている群衆の中を自転車までハイスピードでスクランブル走行しているのである。これって異常だよね。事故が起こらないのが不思議なくらい危険な交差点に成り下がっている。
たまに良心的な人が押して渡っているのを見るが、50台に1台もいない。

そんなある日、丁度スクランブル交差点を渡ろうとしていると、ミニパトが信号の先頭に止まっていた。しかも、その目の前で無法スクランブル状態が展開されているにも関わらず、ミニパトは何も警告を発しない。

つまり、この無法地帯を当たり前だと警察も考えているのだ。

怒りを通り越して、悲しくなってきた。こんな状態だから日本はいつまでも正しいサイクリストが育たない訳だ。