数年?ぶりに洗車

今日は時間に余裕があったので、数年ぶりにデルタを洗車した。

というのも、この3年数ヶ月、単身赴任生活になってからは、デルタは可哀想なことに屋根のない駐車場生活であり、このため洗ってもすぐまた埃だらけで、なかなか洗車する気になれなかったのだ。

しかし、今日は状況がかなり違っていた。というのも、大きな鳥糞が何ヶ所かに付着していて、「これはまずい」と思ったのだ。

ご存じのとおり、鳥糞には白い部分と黒っぽい部分があるが、なんで鳥糞はあのように白い部分があるかというと、これは鳥の体の構造に由来している。
鳥は一部の例外を除いて、糞やおしっこや卵などを「総排出口」という同じ部分から放出する。このため大まかにいうと大便と小便をまとめて出しているようなことになっているが、鳥やは虫類など卵生の生物はこの小便の部分を尿酸の結晶として排出する。この尿酸が鳥糞の白い部分の正体な訳だけれど、尿酸も酸であるからして、これが車の塗装面に付着したまま放置しておくと、塗装面にダメージを与えるであろうことは容易に想像できる。

さらには、昆虫の体液も強酸性や強アルカリ性のものがあり、高速走行中に大型昆虫がぶつかった場合など、これも塗装面に致命的なダメージを与える。

個人的には昆虫の方が強烈に思う。二三日置いておいただけで、まるで剥離剤塗ったように塗装面がしわしわになっていたりする。

いずれにしても鳥糞と昆虫が多量に付着していたので、久しぶりに洗車した訳だ。

はたして結果は・・時すでに遅しで、鳥糞のところは艶が無くなっていた。昆虫のところは一部しわしわになって、塗装の中塗りが現れた。

まあ、屋外駐車でもともとダメージが発生しかけているし、やむを得ないところではある。
そろそろ塗装のお金を積み立てることにしよう。