バイクラック

急に思い立って、バイクラックを作ってみた。

というのも、最近のロードバイクブームで、自転車普及に協力的な自治体の役場やコンビニなどにバイクラックが配置されるのを見るに付け、これは自宅でも使えるなと思った次第。

もともとバイクラック(サイクルラック)自体は昔からあるものだが、これが自治体などで配置されるようになったのはひとえにロードバイク乗りが無秩序に自転車を置いたり、傷つけ(られ)たり盗難などトラブルの相談が後を絶たないというのがあるのだろう。こと自転車行政に関しては全くの後進国のような我が日本国内では、やはり自転車対策というとまずは駐輪対策からというような動きになっているのがちょっと悲しい。本来は使い方や交通ルールの徹底などソフト対策と施設整備などハード対策をバランス良く進めていくのが良いと思うのだけどな、というのはかつての(40年以上前の)サイクリングブーム世代の末裔としての戯言と取ってもらっても良いけれど、逆に自分たちがしっかりした活動をしてこなかったのでないか、という指摘には反省しかありませんです。

いずれにしても自転車との良い関係の構築に少しでも役立てば、という考えに反旗を翻すことはないので、まずは自分でもやってみよう(使ってみよう)と思った訳です。

で、バイクラック。市販品のものもあるが、最近よく話題に乗るのは木製のもの。エコっぽいイメージもあり、これが流行っているのだろう。しかも自分で作れば安い。市販のものは数万円するが自分で作れば数千円で済む。

というわけで作ったのは、普通に手に入りやすい2×4材を使用したもの。金具はシンプソン。もともとは木材を加工する台(ウマ)を作るのに使うもの。

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横の木(引っかける部分)を1.2mで作ってなんとか4台引っかかるイメージ。ホームセンターで売っていた2×4材は1820mmが定尺だったので、そのまま使えば6台くらいは掛かりそう。

できあがりはさすがに木材加工用だけあって、しっかりしている。

引っかける部分をもう少し長くすれば、ハンモックラックにもなりそうだ。足をさらに長くすれば、ブランコも作れそう。
意外といろいろ使えそうだ。