シクロクロスのようなクロスバイク?

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自転車をいろいろやる中で、さまざまなプロジェクトが同時に進行(休止中もあるが)しているのだが、その中で「シクロクロス復活計画」というのがある。

昔々、ロードレーサーを2台持つ様になった頃、ロードレースで使うものは新しいやつにして、古いものはバーコンとブロックパタンのチューブラー(昔は国産でも写真のパナレーサークロスというのがあった)を取り付けて、山に入ってはシクロクロスごっこをしていたのだった。

その後、マウンテンバイクが流行しだして、自分自身マウンテンも何台か持つようになったのだが、やはり軽快性には劣ることから、またいつかはシクロクロスを欲しいなと思っていた。

最近ではマウンテンバイクを軽快な方向にしたクロスバイクが流行りなのだが、ちょっと前にオークションでGIOSのシクロクロスと銘打った変なクロスバイク?フレームが出てたので、「シクロクロス復活プロジェクト」が急遽発動し、落札することにしてみた。

果たして届いたシクロクロスはというと、やっぱり変なんである。前オーナーの話しを信じれば、10年くらい前のシクロクロスフレームなのだが、見たところ少なくとも本気のシクロクロスではない。
泥よけダボが付いていたからだ。やはりクロスバイクと見て良さそうだ。形状もホリゾンタルでなくややスローピングだし、第一リヤブレーキのアウター受けが無く、つまりカンティ仕様でなくVブレーキ仕様だと思われたからだ。

しかし、もうひとつ疑問がある。フレームには確かに「PURE」の名前があって、ピュアフラット、ピュアドロップのフレームだと思うのだが、形状がピュアフラットなどのものでなく、昔のエアロライトとかのロード系の形に似ている。シフトワイヤのとりまわしは、シクロクロス風に上引き。
リヤ周りは10年くらい前のイタリア製マウンテンバイクに似てステイが曲線を描いているし、エンド幅も135mm、マウンテンバイクとロードを合体させたような形なのだ。ステッカには「designed by italy」の文字がなく、もしかしたら本国製ではないかと思うのだが、確証が持てない。
結局よく判らない、「ひょっとしたらイタリア製シクロクロスクロスバイク」なのだった。