サドルのこと

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従兄弟の友達から請け負った赤い自転車だが、やっと納車することができた。
懸案だったサドルだが、サンマルコのCUDAに組み替えて納めた。イタ車が好きだという新オーナーのため、1個くらいはイタリア製パーツを組み込むことにしたわけだ。比較的廉価なサドルではあるけれど、やっぱりイタリアの皮革製品はいい。革がやわらかいし、きれいなんだね。サドルはやはり目立つパーツだし、サドルを替えるだけでずいぶん自転車のイメージが変わったりする。
サドル自体のデザインも最近はフィジークのアリオネタイプが流行ったりして、サドルの技術も日進月歩のようだ。
しかしサドルは直接体に触れる部品でもあるので、乗り手によって好みが分かれる部品でもある。
プロのライダーなどは自分のチームが契約しているメーカーと違うものをわざわざ表革だけ張り替えて使う人もいるくらい。(ただしそんなわがままが効くのはエース級の人くらいらしいが)
ちなみに僕は昔からイデアルとサンマルコを好んで使っているが、いややはりブルックスとセライタリアが自分には合っていると言う人もいる。
こうなると、好みの問題なので、サドルの選択については大議論になることは少ない。
ところで、自転車を多数保有し、ビンテージバイクがあったりすると、昔のサドルが欲しくなる場合がある。最近はなかなかサイクルショップでも売っていないが、オークションだと今でも新品がひょこっと出ていたりする。
こんな時、昔欲しくても高くて買えなかったのが、今でも当時の値段くらいで出ていると、つい買ってしまう。
そんなわけで、サンマルコのロールス、セライタリアターボ、3ttt、ユニカ(チネリ)No.4などなど、我が家には新品のクラシックサドルがごろごろと貯まっていくのである。