久しぶりにレースの血が騒ぐ

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お正月に、実家の兄と自転車談義をした。例のビアンキフラットバーロードはどうだい、という話しから始まり、結局甥っ子にはブリヂストンクロスバイクを買ってやったとのことで、見てみると細かい部分の調整ができておらず、調整してあげようということになった。
変速機とブレーキの調整をして、これでよしとなったのだが、兄が思いだしたように「そういえば従兄弟が自転車欲しいと言ってたぞ」とのこと。
話しを聞くと、知り合いと鈴鹿のレースにも自転車を借りて出たらしい。それで、正月に来た時にビアンキを見て「これよこせ」「いやだ」というようなやりとりがあった感じで、ここでぴくっとしたのが「レース」という響きだった。
言うまでもなく、自分自身、鈴鹿のレースは鈴鹿以前のグリーンピアロードの時代から何度も出ているし、自分の自転車もほとんどがレーサーなのだ。レーサーという響きにはざわざわっとするというか、血が騒ぐ。
よし、これは鈴鹿で勝てるポテンシャルを有したマシンを組まなければならない。
そんな時、嫁さんから「叔父さんや従兄弟にはいつもいろんなもの貰ってばかりだし、お金なんか取っちゃダメよ」と釘を刺されたが、とうに「そんなの判ってらい」(もうレーサーを作るという気持が先行している)という状態で、早速取り組んだ。
オークションで早速見て、良さそうなのをピックアップしてみるが、かなり高い。お金は貰えないしどうしたものかと思ったが、アルミフレームの手持ちがあるのを使えば安くかつ勝てるマシンに出来るだろうという結論に達した。
このフレームはマウンテンのアラヤマディフォックスの新車で、やはり部品取りに完成車で買ったものだが、今時のマウンテンみたく超スローピングでなく、現在のロードバイクに近いフォルムを持っている。アルミの7000系メガチューブを使っていて、しかも日本製。今時の中国や台湾の10万クラスなど足元にも及ばない良いフレームです。フォークは極太クロモリ製でこれならレースでも捩れることはない。
色も僕のレーサーでは定番と言える赤。これで決まった。
ホイールは自分のビアンキ用に持っていた700Cのホイール。
という訳で現在は写真のような状態。従兄弟には楽しみにしていてもらおう。