東京観光と言えば・・

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ゴールデンウイークに家族で東京へ行った。
というのも、例の赤ちゃんパンダ「シャンシャン」が見たいというので、家族一同で見に行くことにしたのだ。

今回は、嫁さんが「新幹線で行きたい」と言うので、僕も北陸新幹線には乗ったことがなかったことから、富山廻りで行くことにしたのだった。
朝一番の猪谷行き普通列車に乗って、猪谷で乗り換え(ここがJR東海JR西日本の境)。
列車もキハ25からキハ120に乗り換えなのだが、列車の差なのか保線の差なのか、猪谷-富山間の列車の揺れることには閉口した。

富山駅は久しぶりだが、新幹線開通後も駅の改修(高架化)が続いているが、「謎の2番ホーム」は健在だった(後述)。
いずれにしても、北陸新幹線「かがやき」に乗り込んで、車内販売が来ると即座に注文多発で(朝早かったので、皆朝食摂っていなかった)、保冷バッグに入れてきたビールも朝から飲んで、「ああ、旅行は列車に限るなあ」と思った次第。

パンダは明日の朝一で見るので、1日目は東京タワーに行くことにした。
先にホテルへ荷物預けて、銀座をちょっとぶらついた後、地下鉄に乗って東京タワーへ。自分としては25年ぶりだなあ、と思いながら、久しぶりに登ってみた。
東京スカイツリーは去年行ったが、東京タワーの人気も根強いな。多くの人が来ていた。エレベータが良くできていて、とてもよい乗り心地のもの。改修工事はまだ続いていて、メインデッキの半分しか見ることはできなかった。
行った時間も遅かったため、250mの「トップデッキ」は行くことできなかった。
東京タワーから降りて、夕飯は焼き肉食べて、帰りに「木村屋」のあんパン買って、宿に戻った。

翌日は、早朝から活動。
朝いちで、築地へ行って「すしざんまい」で朝食。その後、上野へ。

上野動物園は開園1時間前で、既に長蛇の列。やっとのことで入場すると、赤ちゃんパンダ「シャンシャン」とお母さんの「シンシン」は整理券必要で、約1時間待ちの券が取れた。
お父さんの「リーリー」は整理券なしでok。愛想よく、歩き回ってました。
待つ間に象やホッキョククマなど見ながら、いよいよ「シャンシャン」のところへ。見せ方も時間制限があり、30秒の4セット、ガラス越しで計2分しか見ることできませんでした。

外に出て売店のあたりに居ると、歓声が上がっていたので、ふと見ると、なんと「シャンシャン」が木に登っているのが、遠目に見えました。パンダ舎の柵より、木のてっぺんが上に出ていたのです。
うーん、「シャンシャン」サービス精神旺盛です(ちなみにお母さんの「シンシン」は地べたに腹ばいになり寝てました、お疲れモードかな)。

動物園の後は、東京芸大美術館美術館で特別展の鑑賞。上村松園さんはじめ重要文化財を含む美人画の系譜をテーマとした展示会でしたが、重要文化財の「序の舞」は修復終わって初めての展示ということでしたけれども、10年以上前に見た時よりも確実に劣化していて、美術品の修復は難しいものなのだと実感しました。

その後は、ずいぶん歩いて疲れたと嫁さんが言うので、上野駅前のエビスビールのビアバーで休憩。またしても昼間からビール飲んで、ほろ酔い(エビスバーでしか飲めない「スタウト」飲みました)。
そうこうしているうちに、名残惜しくも家に帰る時間。

切符は東京からでしたが、上野駅で乗車。お土産も買ったりして、再び北陸新幹線に。上野駅では東北新幹線秋田新幹線も見えるのですが、嫁さんたちは「ふーん」という感じでした。

で、再び富山駅。乗り継ぎ時間が短いのに、高山本線猪谷行き普通列車は「2番線発車」しかし、ホームは1番線と3番線で、2番線がない?

嫁さん達「どこで乗るの!」とパニック状態ですが、僕の記憶では昔も何かホームの端っこの方に変な形で高山本線がくっついていたはず。しかし鉄道高架に変わってもそのままなのか?特急「ひだ号」は3番ホーム発だったし・・、と思いながらもホームを歩くと「2番線→」の看板が!

やはりか、と思いホームの端まで行くと、そこに昔と同じく「切り欠きホーム」が!
つまりホームの端っこが切り欠いてあって、そこにもう一つレール端があるんです。そしてそこから先が2番ホームになっているという変なホーム。こんなのハリーポッターみたく「1-1/2番線」だろ!

確かに1番線と3番線の間にあるから2番線なんですが、これは判りにくい。初めての人には辛いだろう。嫁さんも「自分たちだけだったら乗り遅れてた」と言ってました。
しかも、この富山駅、実は6つの路線がくっついている複雑怪奇な駅なんです。JR西日本の在来線(高山本線)、北陸新幹線、あいの風とやま鉄道(旧JR北陸本線)、富山地方鉄道本線富山市内軌道線(路面電車)、富山ライトレール(旧JR富山港線)という具合です。

しかし北陸本線第三セクター化かと思うとき、JR在来線特急や寝台特急がなくなってしまった理由のひとつでもある訳で、ちょっと悲しい。西日本や九州では周遊型の寝台特急が人気だというのに・・
いずれにしても、また高山本線にガタゴトと揺られ、猪谷で乗り継いで、帰路についたのでした。