にわか山仕事

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

我が家には「山」がある。

山すそに家は建っているのだが、背後には里山が展開されていて、我が家が所有する山もある訳だ。

なので、山仕事もたまにはやらなくてはならず、木起こしから下草刈りや間伐までやることもある。

そんな中、昨年の豪雪で、我が家のお墓(山にある)のとなりの山の木(幹径約30cmが3本)が倒れて、我が家の墓と、ご近所さんの墓の上に倒れた。
たまたま、ここの山はうちの所有でなかったので、所有者にお願いして木を除けてもらったのだが、実はその手前に我が家の山があって、年寄りが「うちのも倒れてくると怖いので伐ってくれんか」と言い出した。
豪雪でも倒れなかったのだから大丈夫だろう、と言うが、「先がすでに折れてるから、いずれにしてもいい木でない。倒してくれ。」と言うので、まあ、間伐ならしょうがないかと思って、伐ることにした。

対象は5本、幹径約25㎝1本、約20㎝2本、10㎝が2本。

ところでここで問題が発生して、我が家にあるチェーンソーは12インチ(約30㎝)のもので、古くて力がない上に、チェーンが悪くなって、更新したいなと思っていたところに、この話だ。

12インチの切れないチェーンソーでは伐倒作業は危険だし、だいたい幹径25㎝なら16インチ(40㎝)ブレード以上が欲しいところだ。これはキックバック(チェーンソーが跳ねて手前に飛んでくる)のリスクを少なくするためにも、必須なところだ。

悩んで機材屋へチェーンソーを見に行くが、結構なお値段。やはりいいものは高いな~、と思って、ネットでも見ていたところ、ハスクバーナの新品がかなり安く出ていた。
正規品の550XPが送料入れても5割引きくらいだ。これは買いだ!と思って入札し、もう一人の入札者とバトルしつつも、5.5割引きくらいの値段で落札できた。

これでおいらもハスク使いだ!と喜んだのもつかの間、現物が届くと「うっ、でかい、さすがプロ機」と現実に引き戻された。こんなの、にわか山仕事師に使いこなせるのか?
今までのシンダイワ12インチと違い、エンジン排気量が50.1cc、3.75psもある。乾燥重量で4.9kgだから、燃料とオイル(チェンオイルね)入れたら5kg超えるだろう。

不安を抱えながらも、エンジンオイルとヘルメットも買って、準備万端。

ハスクバーナはエンジン始動が悪いという話も聞くが、説明書とおりにやったら、すぐ掛かった。
3/4スロットルでオイルの出を見るが、良好だった。よ~し、やるぞ。
ところが、1本目で失敗。倒す方向がうまくコントロールできなかった。切り口もダメダメ。
気を取り直して2本目。1本目の失敗を反省したのが効いたか、成功。やはり木が傾いていると反対側に倒すのはほぼ不可能ということが判った。。
3本目、傾いている方向と90度違う方向に倒すことにする。成功!
うーん、現在の自分の技量ではこの程度が限界か、ということが判った。
あとの2本は細いので、難なく伐倒。このレベルならよくやってるもんね。

しかし実は倒した後がたいへん。枝を払って、刻んで、重たいのを運んで、後片付け。
たった5本、されど5本、午後から始めて、夕方まで掛かりました。

こんな作業を毎日やってるプロはやっぱりすごい。
しかし、プロ機XP使いとなったからには、機械に負けないよう、精進することにしよう。
ところで、550XPの使いごこちは・・いやあさすが、パワーあるし切断早っ!気持ちの良い切れ味です。
しかし家に戻って風呂に入ったら・・もう腕がパンパンでだるい。
うーん、体力作りからだな?