ウイングステーを塗ってみた

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懸案となっていた、デルタ弐号機のサビ対策であったが、とりあえず応急処置だけでもやることにした。
というのも、サビが進めば地肌もあばたになってしまい、その後の処置も大変になる。

本来であれば、サビた部品はブラスト打って、パテで補修して下塗りからやり直しというのがいいのだけれど、今は冬で塗装の乾燥も良くない。
結果的にはサビのひどい部分だけ落として、仮の塗装をすることにした。

ウイングを取り外して、ステーを抜くが、ちょっと乗りたいかもしれないので、ウイングは仮付けしておく。
実はデルタのこのウイング、市販された時のデフォルトではこの45°くらいの角度になっている。
カタログなどでは水平になっている状態もある。
ステーがないと水平か45°にしかセットはできない。

ということを踏まえて、このステー。オプションのものであるのだけれど、エボⅠ、エボⅡだとやはりこのステーの有り無しでずいぶんイメージが違う。ステーが無いのでは普通にスポーツハッチというイメージでしかないけれど、このステーによってホモロゲマシンのイメージになると言っても過言でない。

とご託を述べていても話が進まないので、ステーは取り外してサビ落とし。ワイヤーブラシだけではなかなか落ちないので、電動ドリルにワイヤーブラシ付けたものでガシガシやると比較的とれやすい。
細かい部分は普通のワイヤーブラシやサンドペーパーも併用してサビを落とす。
けっこうアバタにまでなっていて、もう少し早くやればと後悔した。

このステーの塗装は見てみると比較的柔らかい塗装系で塗られているようで、下塗りは茶色のジンクリッチ塗装、中上塗りはタールエポっぽい感じがする(確証は持てないが)。
今回はとりあえず仮塗装なので普通の自動車用ラッカーペイント。耐久性はほとんど無視。
残っている塗膜との相性もとりあえず無視した。

ラッカーで塗ってみるがやはりスプレーでは塗膜がなかなか乗らない。乾きも遅いので、ずいぶん時間がかかってしまった。
そして今日、やっと取り付け。これでとりあえずは暖かくなるまでしのぐことにしよう。

ボルトもチタンにしてみたいところだが、本塗装に修復するときの課題にしておくことにした。