ランチア復活に向けた明るい話題

このところいろいろと忙しかったりして悶々とした日々を送っていたのだが、それを少しは改善してくれそうな明るい話題が入ってきた。

このブログのプロフイール画像にも使っているのだが、ランチアのニュースだ。

2024~2028にかけて、2024年から新型イプシロン投入を予定、そして新型フラッグシップ、新型デルタを出すというのだ。

そしてこの「新生ランチア」のデザインコンセプトを具現化した「Pu+Ra ゼロ」と新しいエンブレムも公開された。

うーんこれは本気ぽいぞ。

このところイプシロンクライスラーブランドで、ランチアブランドはイタリア国内向け専用となってそのうち消滅するんじゃないかと心配していただけに、これは起死回生の一発に違いない。

しかしこの「Pu+Ra ゼロ」、「Pure(純粋)」と「Radical(過激)」と言っているけれど、細かくみると過去のランチアを彷彿とさせる意匠に思える。動画の冒頭を見るとランチア伝統のT字型グリル「カリス」を近未来的解釈にしたように思われ、ここにアウレリアとデルタエボの画像が登場する。


その次はサイドからの映像で後ろにはまたアウレリアの画像。ここまでが「Pure」のようでその次に「Radical」の文字が出る。そしてここでストラトスの画像が現れる。「Pu+Ra ゼロ」のテールは丸くてストラトスや037ラリーのテールのイメージを抱かせる。

そしてその後に現れる三角形・・これはストラトスゼロのリアセクションということに気付いた人も居るだろう。

その後に現れるのはギシリャ神殿のような建造物をイメージさせる画像とデルタのevo以降のホイール(モンテカルロ)をイメージさせる画像・・

これはまさに現代に現れたストラトスゼロの説明ビデオにほかならない。

既に2024の新イプシロンにはこの丸テールが使用されることが公表されているが、途中に2回も出てくるアウレリアの画像からすると新フラッグシップ車がこの「Pu+Ra ゼロ」の全体イメージを最も強く打ち出してくるのでないかと思う。

次はこのデザインコンセプトに基づくタイヤの付いたコンセプトカーが出てくると思うと楽しみだ。