耐久仕様シクロレーサー試運転

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やっとでというか、シクロクロス復活計画のマシンが形になり、まだ調整中の部分はあるが試運転してみた。
今回のマシンの特徴は、耐久(通勤)仕様ということで、発電機とライトを装備していることがある。
しかも発電はよくある2.4W仕様でなく、3.0W仕様だ。
ランプは当然明るいのだが、発電機の駆動抵抗も大きい。これは長所でもあり、短所でもある。

主要パーツはカンパにしたが、珍しいのはVブレーキだろう(カンパではリニアプルブレーキと言ってる)。昔ラインナップされていた時期があって(今でもあるのかな)、フラットバー仕様のエルゴパワーと通常合わせるのだが、今回はドロップバーのエルゴパワーと組み合わせてみた。

リヤディレイラーもミラージュのミドルケージをチョイス。ここで、おやっ、と思った人が居るだろうが、シマノハブに何故カンパディレイラーなんだという話しがある。
この組み合わせを実現しているのが、アメリカンクラシック製のシマノ-カンパ変換スプロケット
値段は高いし、変速性能自体も純正に比べれば良くはないが、10速を採用するには妥協しなければいけない部分だろう。なお、まだ調整中なのでワイヤー類は丸めてある。

問題はフロントで、当初はシングルクランクを予定していたが、フロントのエルゴを遊ばせておくのもなあと思い、とりあえずダブルのコーラスコンパクトクランクを組み込んだ。
ところが、チェンラインが全く合わず、リヤをトップに入れるとフロントのチェンが外れてしまう。
リヤエンドが135mmなのを忘れていた。
結局BBを113mmシャフトに組み替えたのだが、本来は125mmくらいで組んだほうが良さそう。しかしインナーが今度は合わなくなりそうで、どうしたものか悩み中。

フロントディレイラーの問題も解決しておらず、部品を探し中だが、クイックシフト仕様のミラージュなんて、そうそう出回っているのかな。なんとか探さなければ。

ハンドルステムはチネリを組み込んだ。かっこいいがこれも高いものについてしまった。

そんなこんなで形になったので、早速試運転。
新品ホイールのパキパキという音とともに、走り出すと、乗った感じはマウンテンバイクのよう。
直進性が強くて、軽快に曲がってくれない。フレームのアングルだけでなく、ホイールベースが長いことも影響しているのかもしれない。
このためハンドルステムも自分にはちょっと長すぎることが判明。うーん。

ランプを点灯させるとフロントの抵抗が強く、ハンドルがふらついて登り坂がつらい。

結局、形はレーサーだが、乗り心地は長距離・低速度用。
ツーリングなど耐久仕様としての性格が強い自転車になってしまった。
うーん、これは目論見どうりのような、そうでないような・・・・