シクロクロスのホイールを組む

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ジオスのシクロフレームが届いたのだが、フレームだけではなかなかイメージが湧かない。
それでホイールを付けてみることにした。

ホイールは通勤にも使えるよう、フロントにハブダイナモの入った完組みホイールを付け、後ろはフロントと同じリムを購入して、中古のハブを使って後ろだけホイールを組もうと思っていた。
しかし、スポークが手に入らず、悩んだあげく手持ちの短いスポークでフロントをラジアル組みに組み替えて、後ろにフロントのスポークを移植しようと考えた。(完組みホイール買った意味がない!)

ところが、ハブフランジが合わず後ろ用には短い。36穴ならいけたかもしれないが、32穴リムでは6本組み-8本組みで長さを合わせる裏技も使えない。弱った。
またスポークをフロントに組み替えようかと考えたが、もっと別な考えはないかなと、手持ちのスポークをいろいろ選び考えたあげく、通常こんな組み方は絶対しない方式で組むことにした。
スポーク32本のうち8本を短いものにして、かつフリー側と反対側の組み方が違う方式だ。しかも写真を見てもらうと判るが、スポークは接触交差をしていない。

なぜかと言うと、通常の組み方では後ろホイールはオチョコ組みとなるため、フリー側と反対側ではスポークテンションが違うのだが、その分フリー側のスポークが切れやすい。
今回組んだ方式はカンパのG3にヒントを得て、一組のスポークは左右のフランジから出る方式にした。
このため左右のスポークテンションはかなり近いものとなり、ホイール全体の強度は上げることができたのではないかと思っている。

邪道だと言われるかもしれないが、レースに使う訳でないし、一度試してみようと思っている。
いずれにしても、シクロクロスから通勤用耐久レーサー仕様になってしまいそうだし・・

で、組んだホイールを付けてみると、それらしい形になってきた。
フレームはややスローピングだが、自分の気持ちの中では割り切ることにした。

部品の状況は、ハンドルとステム、クランク、ディレイラーも入手した。
メインはカンパミラージュになっている。後ろ10速仕様。
フロントはギヤガード付きのシングル。
ブレーキはカンティ最強のサンツアーSEを使うか、カンパミラージュリニアプルを使うか迷ったが、今やシクロクロスとは言えなくなってしまったので、カンパにしようかと思っている。