春の一大イベント

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農家である我が家の春の一大イベントである、「田植え」が終わった。
雨が降る天気予報だったので、早めに終わらせたいと思い、田圃に出た。
田植えを始める前には、「線引き」をしないといけないのである。そう、我が家は今でも「手植え」なんですね。
最初の写真に写っているのが「線引き」で、これでもって縦横に線を引く訳です。この線の交差するところに苗を植えるということなんです。
それで苗はどんなのかというと、今では苗を自分の家で作るところも少なくなって、いわゆる「箱苗」を農協から買って植えるんです。ちなみにこの箱苗は田植機にセットできる大きさの規格品で、田植機を使う時は箱から苗を取り出して、田植機にセットします。
苗は小さいと手植えでは植えにくいし、大きいと田植機では植えにくいしということで、だいたい10~15センチくらいでしょうか。
ここまで来たところで、やっと田植えが始まります。家族だけでなく妹たちも遠くから手伝いに来ました。人出が足りない時は親戚や近所の人にも手伝ってもらったりしましたが、今では家で食べる分しか作ってないので、5~6人でやるパターンが多いです。
さすがに熟練工のばあちゃんはスピードが速くて、田植機のようにぐんぐん植えて行きます。僕が植えるスピードの倍くらいの早さです。
こうして、ポツポツと雨が降り始めた頃、田植えが終わりました。
植えたところを見てみると・・曲がっている!!これは植えた人のせいでなく、線を引いた人のせいなんですね。苗が大きくなって曲がりが判りにくくなるまで、周囲の目におびえる日々が続きます。