「君の名は。」で日本で最も有名な田舎町と巡礼者

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今日の新聞(というか、もう昨日か?)の新聞に、新海誠監督のアニメ映画「君の名は。」が興業収入100億を超えた、というニュースが載っていた。
もとより、一アニメファンではあるのだが、今回のニュースはとても大きな意味があった。

というのも、今回の映画に出てくる風景や言葉つかいなど、「飛騨の」イメージをずいぶん採用されている。
しかも、映画に出てくる風景のモチーフとなった場所が、我が家から車で数分のところに多数存在するのだ。
公式ホームページでは、ヒロインの三葉が住む町のことを「山深い田舎町に暮らす・・」という記載がある。
つまり、我が家の周辺は、日本を代表する田舎町の風景として、全国の人々に認知されたことだろう。ってことは、日本で最も田舎なのか?うーん、でも「日本で今、1番有名な田舎町」というのもまんざら悪くないな。

それで、なんでこんな話を書き込んでいるかというと、「聖地巡礼者」がすごいんです。
観光客が今までより確実に多い。しかも、若い人が多く来訪してくださっているんですね。
アニメ映画の効果というものはすごいものだと感じざるを得ません。何年か前に「氷菓」で、高山市内に巡礼者が多数訪れ(今も多いですが)たことがあるのですが、地元ではそれだけ大きな話題にもなっていなかった気がするのだけど、「氷菓」は深夜テレビアニメ、「君の名は。」は映画という差もあるのかもしれない。(映画はニュースになりやすいしね)

ちなみに、飛騨地方には現在、映画館が存在しない。はは、さすがでしょ、という感じもする。
そんな訳で、ここいらの人は「君の名は。」を観に行こうとすると、富山か岐阜方面へ行かなければならないということになる。

という訳で、先週遅ればせながら、岐阜の方(各務原市宮崎駿監督のアニメ「風立ちぬ」にも出てくる町)まで行って「君の名は。」を観てきて、今週は朝早く「巡礼者もどき」としていろいろ見てきました。

遠方からの来訪者が多いと、地元人としてはちょっと恥ずかしい感じもして、朝早く(6:30)静かに出掛けたのだけど、有名なバス停(家から車で5分)には既に汽車(電車は走ってません)で来たという先客がいました。可愛らしい女性の方でしたが、うちの嫁さん、物見高いものだから(田舎者だから都会が大好き:三葉と一緒だ(笑))すかさず話かけている。聞くところによると福岡から来たらしい。すごいね。写真を撮ってあげました。
ここにはノートが置いてあって、巡礼者がいろいろ書き込んでいた。北海道から来たという人もいた。ほんとに皆すごいパワーだね。

その後は、図書館-タクシー乗り場-駅-五平餅の店-神社(赤い鳥居の部分は諸説あるけど、気多若宮神社社務所には小島稲荷神社の記載あったので、そちらに行った。確かにイメージは高山の日枝神社よりこちらの方が近い)と回って帰ってきた。

嫁さん復習のため、もう1回映画観たいそうだ。やれやれ。