帰ってきたデイトデイ

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先月からオーバーホールに出していた、チュードルのデイトデイが帰ってきた。

例によって国際センタービルの警備員の間を通ってロレックスのお店に入ると、平日であるのにたくさん先客がいた。いつもはカウンターのお姉さんが一人で対応しているのだが、今日は忙しいからか、白衣を着たお姉さんとの2人体制だった。

見積もりを頼んでいる人が多いようで、一人のお客さん(女性)はダイヤル交換するのにどの柄にしようかえんえんと迷っていた。待ってる人も居るんだから早く決めてくれ~。やっと決めたと思ったらロレックスお姉さん「9万8000円ですね」と言ってる。ひゃー、このお客さんすごいな、と思ってしまった。自分だったら古いやつ売り払ってそれに追い金して新しいやつ買うな。

やっと自分の番となり、白衣のお姉さんに預かり書(カード)を出して引き取りに来た旨伝えると、2分ほど待って自分のデイトデイが出てきた。ほんのり機械油の香りがして、オーバーホールしたばっかりですと主張しているようだ。
追加部品もなかったようで、一安心。リューズとリューズチューブを交換してもらったのだが、やはりネジがしっかりしたものになっていた。もちろん盾マークの入った純正部品だった。
ブレスは伸びとか大きくて、整備するに耐えませんということで、磨きはなしだったのだが、きれいに超音波洗浄されていた。
ケースの磨きは流石にきれい。新品のようで、納得できるもの。

お包みしましょうか?と言われたので、お願いすると、ロレックスマークの入ったフェルトのケースにいれて、これを小さなロレックスの手提げ袋に入れてくれた。

前回青サブをオーバーホールに出した時と違って、サービス保証書はチュードル専用のカードタイプになっていた。ちなみにロレックスは2年の保証が付くのだが、チュードルは1年の保証とのことだった。

帰ってからよく見てみると、社外品のフラッシュフィットは、洗浄すらされていないのに気が付いた。ロレックスの時計職人さんは社外品には触りたくもないらしい。
うーん、流石というか徹底しているなあ、と妙に感心してしまいました。
ん?ということは、洗浄してくれたロレックスのブレスは本物だったってことだな。このブレス、オークションで買ったので不安はあったのだが、これで晴れて本物である確証が得られた。

ちなみに、オーバーホールに出す前は、-10秒/日くらいだったのだが、戻ってきたら、+1秒くらいになっていた。
オーバーホールに出した甲斐があったというものだ。