夏休みを利用して家の仕事など

季節がら、旧盆の時期に夏休みを取った。
約1週間の休みが取れたのだが、家に居るといろいろな用事があった。
一番の仕事は、裏山の墓地から川に行く通路の整備だった。(墓掃除したりする水を谷まで汲みに行くのである)坂が急なことから、お年寄りが足を滑らせて骨折でもしたら大変だというので、なんとかならないかと言われ、じゃあ階段でも作るよと安易に引き受けてしまった。
材料は春に間伐した木があるから、と言われ見て見るとほんとに切り倒しただけの杉の木。まあなんとかなるかと思い始めることにした。
登山の時によく見る丸太の階段をイメージして、まず杭を作る。
丁度長さ40cmくらいで太さ10㎝の丸太があった(薪として積んであった)ので、これを杭にすることにして、鉈で片側を尖らせることにしたのだが、なんせ経験が少ないのでなかなかうまく杭が作れない。
悪戦苦闘して約1時間かかって15本くらい杭を作った。
この杭や、かけや(大きな木製のハンマー)など一輪車に積み込んで、山道を登るがもうすでに息が上がってきた。
次に例の杉の木を切る作業。杉の木は根本は20cmくらいの太さがある。長さは15mくらいあるので、一人ではとても移動すらできない。
とりあえず15cmくらいの太さのところで切ることにしたが、相手は生木、鋸ではなかなか切れない。
汗だくでやっと切り落としたが、もう厭になってきた。チェンソーを使いたいが今日は爺ちゃんがどっかで使うために持っていってしまっていた。
昼にはチェンソーが来るので、とりあえず中止しようかとも思ったが、昼からは雨の予報なので、午前中にはなんとか終わりたい。
子供がジュースを持ってきてくれて休憩したら、少しやる気が戻ったので、結局手ですべて作業することにした。
杉の木は鋸で枝を切り落とした。この状態でやっと一人で広場まで木を引きずり出した。
木は約60cmくらいに切ったら7本取れたが、一番細い部分は2段でしか使えないので、結局6段の階段にした。
かけやで杭を打ち込み、丸太を渡して階段を作っていく。1時間くらいで6段を作ることができた。あとはここに石を入れて踏み面を作っていく。一輪車を引いてまた家まで戻り、大きめの石と小砂利を積んで再び階段へ。一番下の子供も石積みを手伝ってくれた。
こうしてなんとか昼までに階段が完成した。

昼からは網戸の修理。午前中に子供たちに網戸洗いをさせておいたのだが、破れていた箇所があったので、網の貼り替えをすることにした。
ところが網を貼ろうと思ったら、長さが足りない。
急遽ホームセンターへ網を買いに走って、子供にも手伝わせて網を3枚張り替えた。

しかし夏休みは、平日より疲れる。